木ノ下歌舞伎
義経千本桜-渡海屋・大物浦-

終わりなき戦いのなか、蘇る幽霊(ひとびと)の声ー
今が昔に、昔が今に 現代を抉(えぐ)る<逆襲撃>復活。
今が昔に、昔が今に 現代を抉(えぐ)る<逆襲撃>復活。
歴史的な文脈を踏まえつつ、現代における歌舞伎演目上演の可能性を発信する団体「木ノ下歌舞伎」。
2016年の信州・まつもと大歌舞伎に『勧進帳』で初登場し、斬新かつ若手ならではのパワー溢れる演出で大好評を博した本団体。2018年には祝祭舞踊として親しまれる『三番叟(さんばそう)』と、古典芸能の代表的〈鬼女物〉であり、歌舞伎舞踊屈指ともいわれる大曲『娘道成寺(むすめどうじょうじ)』の舞踊公演2本立てで松本を魅了しました。
2021年の今回は、『義経千本桜 -渡海屋・大物浦-』を上演します。
源平合戦後も平家残党が生き延びていたという設定のもと、平家武将たちと源義経のその後を描いた『義経千本桜』は全五段の傑作長編。その二段目『渡海屋・大物浦』は、海に身を投げて自害したはずの平知盛が、船宿の主人となり義経に復讐を企てる物語です。
6月26日(土)開演13:30/18:30
6月27日(日)開演13:30
まつもと市民芸術館 実験劇場
【全席指定・税込】
一般:4,000円、U25:2,000円
※U25(25歳以下)は、枚数限定。当日年齢確認証提示。
※未就学児入場不可
※車椅子または補助犬を伴って入場の方は、チケットご購入時にまつもと市民芸術館チケットセンターまでお知らせください。
作:竹田出雲、三好松洛、並木千柳
監修・補綴:木ノ下裕一
演出:多田淳之介[東京デスロック]
出演:佐藤誠 大川潤子 立蔵葉子 / 夏目慎也 武谷公雄 佐山和泉 山本雅幸 / 三島景太 大石将弘
企画・製作:木ノ下歌舞伎
主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
後援:松本市、松本市教育委員会